エコプロ2023視察研修会を実施しました!
去る12月6日、東京ビックサイトにて開催されている「エコプロ2023」視察研修会を、財団主催としては4年ぶりに実施しました。
借上げバスにて財団を出発し、現地にて11:00~15:00まで約4時間の自由行動、参加者各自でフロアを廻っていただきました。
行きと帰りの車内にて参加者より以下の話を伺いました。
◆行き「心がけているエコ活動」
・自宅の不要なものを片付ける
・ペーパレスに20年とりくんでいる
・毎日のウォーキング時にゴミを拾っている
・健康維持に心がけ、医療費のエコをめざしている
・刺身を頼んだ時には自宅の皿を持っていく。ゴミを出さないように心掛けている
・観光客が増えて自宅にゴミを捨てられる。それを日々片付けている。
・食品のトレー回収は必ずしている
・車の無駄なエンジンは切るようにしている
・3世代で暮らしているのでフードロスに特に気を使っている。ペットボトルも必ずリサイクルしている。
・電気代を減らすために、白熱球→蛍光灯→LEDに切り替えている。水力発電にも関心がある。
・温暖化防止のために、食品ロスと断捨離を心がけている
◆帰り「研修の感想」
・物づくりの体験コーナーが楽しかった。和紙や端切れを使ったドールハウス作りに挑戦した。
・浄水設備が進化してコンパクトになっているのに驚いた。富士吉田は水が綺麗なので有難い。
・使われなくなったプラスチック容器をリサイクルする企業の取組みの苦労を知れた。
・木を使った車の展示が興味深かった。
・時代を反映してか、半導体の展示があり興味深かった。
・有機物を無機物に分解するバイオマストイレの展示が興味深かった。小さな業者も頑張っているので応援したい。
・山梨県の県有林ブースで話を聞き、2/3が森林と聞いて改めて森林県だと認識した。バイオマストイレも、介護や災害時にもっと普及したらよいと思った。
・ブースの活気があり、日本もすてたものじゃないと感じた。
・補修して長く使うリユースの技術に感心した。
恒例の企画にしておりますのでまた来年も実施する予定です。
ご参加お待ちしております。
クリーンフットパスを実施しました!
去る11月25日、今年度最後のクリーンフットパスを実施しました。
2023年度は5月にスタートし、雨に降られず毎月実施できましたので今回が7回目の実施となります。
コースは忍野村内野地区、講師は9月に引き続き天野安夫氏にお願いをしました。天野氏は忍野村誌編纂古文書調査官を勤められたこともあり、地域の歴史のエキスパートです。
今回は集合場所とした天狗社から時計回りに、内野用水記念碑・大震水災記念碑、安養軒、承天寺、八幡社、蚕影神社、浅間神社の順に廻りました。
まず集合場所の天狗社について、御神体は摩利支天龍倉権現で、それを守護するものとして大天狗、小天狗があったとされることから「天狗社」と称されるようになったと考えられるそうです。
境内には大六天石祠、八大龍王石祠が並んで祀られています。
天狗社境内を出て、内野コミュニティーセンターに向かいます。センター敷地内には3つの大きな石碑が右から大震水災記念碑、耕地整理竣工記念碑、内野用水・山中疎水工事顕彰碑の順に並んでいます。
今から100年前、1923年9月1日に起こった地震は内野地域にも大被害をもたらしました。さらにはその13日後に暴雨が襲い洪水が発生。光景は目を覆う状況で泥海と化したそうです。その翌年に内野耕地整理組合が設立され、耕地整理された証として記念碑が、また1952年に建てられた内野用水・山中疎水工事顕彰碑は、水に恵まれなかった地域に山中湖の水を引いた先人の偉業を称え建てられたものです。
次に天神社、隣接する安養軒に立ち寄ります。天神社は菅原道真公を祀ったもの、安養軒は阿弥陀如来画を御本尊としています。
承天寺前を北に向かい、山際の石段を登った先に鎮座する八幡社。そこから、ごく最近に整備された林道を東に歩き蚕影神社から浅間神社へと向かいます。
浅間神社の境内にはクマガイソウの群生地が、また幹囲約5m、高さは35mもの大きなトチノキがそびえ立ちます。
浅間神社の社務所兼御筒粥殿では毎年2月22日に筒粥神事が執り行われています。ヨシに入る粟の量でその年の作物や同者の吉凶を占うものです。
浅間神社を後にして、内野地域でも歴史の古い地区と言われる古屋地区を通り、集合場所の天狗社へ戻ります。
道祖神や石碑などが数多く存在し、それぞれに説明をしていただいたコースでした。
拾ったゴミを分別し、可燃物70ℓ、不燃物20ℓ。
天野氏には20ページにも渡る資料をご準備いただきました。この場をお借りして改めて感謝を申し上げます。また資料を作成するにあたりご協力いただき、当日にも参加してくださった忍野村文化財審議委員長の渡辺氏にも心よりお礼を申し上げます。
地域を散策しながら清掃活動を行うクリーンフットパス。次回は暖かくなった2024年5月を予定いたします。
またのご参加をお待ちしております。
吉田高校富士山学をお手伝いしました!
11月15日、山梨県立吉田高等学校1年生が履修する富士山学の一環として、富士山麓での清掃活動のお手伝いをいたしました。
清掃場所は富士北麓公園周辺約1.5㎞。生徒13人が約1時間、道路沿いのゴミを回収しました。
分別の結果、可燃物70ℓ、缶瓶45ℓ、ペットボトル35ℓとなりました。
今回は缶、瓶、ペットボトルの個数を数えてみました。
缶 76個(内訳:コーヒー39、アルコール29、その他8)
瓶 5個(内訳:栄養ドリンク2、酒1、その他2)
ペットボトル 32個(各種様々)
目立った内訳の特徴として、缶アルコール29個の内、同一種類の缶が23個もありました。缶コーヒー39個の内最も多い同一種類は11個でした。ペットボトルは様々な種類が捨てられていました。
可燃物の内訳としては、食品包装プラスチック、紙の飲料容器、プラスチックカップ容器、発砲スチロール食品容器が目立ちました。
富士山は日本を代表する美しい山であるだけでなく、大切な水源地でもあります。ゴミは必ず持ち帰り適切に処理しましょう。
富士山美化活動を実施しました!
去る11月11日、富士吉田市内にて富士山美化活動を実施しました!
月に1度開催しているクリーンフットパスは、地域の名所を巡りながら2㎞程のコースのゴミを拾いますが、富士山美化活動はゴミを拾うことに特化した活動です。
今回のコースはゴミが特に多いことから、2016年より毎年清掃対象としているコースで今回で7年目を迎えます。
富士吉田市青少年センターでの開会式を終え、早速清掃を開始。
ゴミが多い場所の特徴として、車の通りが多いが民家の少ない森林地帯や大通りなどがあげられます。つまり人目の付かない緑地地帯にゴミは捨てられる傾向にあります。
当日は曇りではありましたが雨には降られず、終盤に差し掛かった紅葉を楽しみながらの活動となりました。
今回も、近くに採水工場のある富士山の銘水株式会社や地元高校生に参加をしていただき、皆で協力しあいながら約5㎞の距離を2時間かけて無事に歩ききりました。
分別したゴミの量は可燃物350ℓ、不燃物170ℓで、最もゴミの量の多かった2018年と比べて半分にはなりましたが、昨年と比べると、同程度でした。
閉会式では、今回初めて清掃活動に参加したという方より感想をいただきました。
「想っていたよりもペットボトルのゴミが多くて驚いた」「コロナのために外出を控えていたたが、久しぶりに行事に参加した。歩くと清々しく、紅葉も美しく、とても楽しかった」との声をいただきました。
海洋プラスチックゴミの問題は、地球温暖化問題と共に環境2大課題とも言われています。海のプラスチックゴミの6割から8割は陸に捨てられたゴミが用水や川を伝って海に流れ出ると言われています。
富士山麓の環境保全活動の一環として実施している清掃活動ではありますが、広く地球環境の問題と位置付けて、これからも住民の皆様と一緒に活動を続けていきたいと思います。
クリーンフットパスを実施しました!
去る10月28日、クリーンフットパス「松山地区散策コース」を実施しました!
今回は松山地区在住の財団役員より以下の名所を案内いただきました。
1 松尾神社:戦国武将小林氏の屋敷跡。1523年に河口湖船津より進出するも織田信長によって滅亡。1713年に再建。
2 神田堀川:雪代跡の空堀。
3 鎌倉街道:奈良時代からの古道。金鳥居からの道沿いには木が植えられていたことから並木通りとも言われる。
4 カンカン地蔵:松山の農民が畑仕事の行き帰りに石をぶつけたり叩いたりして翌日の天気を占った。(富士吉田市発行「松山の民俗」より)
5 高尾山穂見神社:南アルプス市高尾に本社。福銭(資本金)貸しの神事が行われる。
なお松尾神社の神事などを記録したブログをご紹介しますので是非ご覧ください。
「松尾神社歳時記」↓
https://ma2ojinjya.blogspot.com/
さて、集合場所とした松尾神社での開会式後には、早速神社の説明をしていただきました。
かつては戦国武将小林氏の屋敷だった話の他、「鎮守の杜」と言われる神社境内の森の多面的な機能について話をしてくださいました。特に樹が植えられていることにより人工物が多い街の中にあって、生物の多様性が維持されたり緑の回廊(コリドー)の一部として大切な役割があることや、1906年の神社合祀令に対し南方熊楠が生物的価値の点から反対運動を行ったことなど、大変に興味深い説明をしていただきました。
境内のケヤキの切り株(樹齢想定150年)やオオヤマザクラも紹介いただきました。
神社の西側に位置する神田堀川に移動し、カラボリ(空堀)であるからカンダホリ(神田堀)になったのではとの推論や、桂川から引いた福地用水の水が流れていることなど説明いただきました。また小林氏の松山館としては天然の要塞として機能のではないかとの推論の説もお話いただきました。
散策コースの通りに面した畑では、IL ST BIBITONE 西井代表より活動取組についてのお話を伺いました。西井さんは約5年前に山梨に移住し、現在は自ら栽培したハーブなどを原料にした地ビールを販売しています。小室浅間神社で行われる流鏑馬祭りの馬主としても地域に携わり、馬糞を畑の堆肥に使うことで地域資源の循環にも貢献していきたいとのことでした。
御坂道、甲斐路とも言われる鎌倉街道についての説明の際には、かつては樹も人家も少ない草原環境であった時代の絵図を見せていただきながら時代の変遷について解説をしていただきました。
カンカン地蔵を通り、高尾山穂見神社に到着。11月30日の夜に行われる例祭では、日光山輪王寺の外山毘沙門天縁日で有名な「資本金貸し」の神事が行われるそうです。
帰路も神田堀川にかかる細い橋を渡り、松尾神社に戻ります。堀沿いの雑木林にはイチョウの樹が生えており、イチョウの果実はタヌキしか食べないとのことから、タヌキの糞によりどこかから運ばれてきたのではとの考察説明をいただきました。
神社に戻り、ゴミを分別。可燃物60ℓ、不燃物15ℓとなりました。
参加者からは「昨年移住をして、近所に住んでいるのでとても勉強になった」「場所によってゴミの種類が違うことが興味深かった。どんな人が捨てているのか想像しながらゴミを拾った」「移住者の取組みは、地元の人とは発想が違って斬新だ」など感想をいただき閉会。
当日は穏やかな陽気で屋外での散策日和となりました。
参加者の皆様のご協力に感謝もうしあげます。
TGC FES YAMANASHI 2023にステージ協賛しました!
10月21日(土)、河口湖ステラシアターにて開催されたTGC FES YAMANASHI 2023(主催:山梨県/共催:東京ガールズコレクション実行委員会)にてステージ協賛をしました。
ステージの様子はYouTube動画にてご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?
※閲覧期間は2024年1月20日までです
富士吉田市農業まつりに出店しました!
去る10月15日、富士吉田市農業まつり(主催:富士吉田市農業まつり実行委員会)が富士山アリーナにて開催され、当財団も会場内「環境ブース」に出店いたしました。
昨年に引き続き「富士山の美しい自然を守りたい」をテーマに来場者の方々に意見やメッセージをいただき、記入者には、木のお絵描きパズル、木のシール、お菓子のいずれかを差し上げました。
また、今年は富士山の自然環境をとりまく課題として
ゴミ問題/温暖化/シカ問題/外来生物/弾丸登山/入山規制/保全協力金/富士山登山鉄道/景観問題/観光公害
をパネルに掲示し、自由なご意見を付箋に記入していただきました。
10時から15時の時間内に157名の来場者や出店者より意見を頂戴しました。
住居別に付箋の色を分けて記入いただいた157名の内訳は以下の通りです。
黄色:富士吉田市内96名 緑色:富士北麓町村19名 水色:山梨県内13名 紫色:山梨県外29名
頂いた意見で多かったのは「美しく、きれいな富士山を!」という主旨の内容で100名を超え、その内ゴミに関する内容は61名でした。
登山鉄道反対の意見は19名、計画的な登山を呼びかける内容9名、その他富士山への感謝の声などが寄せられました。
当日は地域の農林業関係者が参集し、来場者との交流も合わせ、有意義な1日となりました。
関係者の皆様がた、大変にお疲れさまでした。
クリーンフットパスを実施しました!
去る9月16日、クリーンフットパス上暮地地区散策コースを実施しました。
当日は講師にすその路郷土研究会様を迎え、地区の名所をご案内いただきました。
集合場所とした福昌寺跡である寺家(じけ)にて開会式を行い、寺家の説明をしていただいた後、遠妙院へ向かいます。
現在は小立の常在寺持ちとなっている遠妙院。曼荼羅をかけたとの言い伝えがあるエノキの木は枯れてしまっており、切り株だけが残っておりました。
上暮地地区の氏神様である神明社には大きなイチョウの木があり、気根と呼ばれる柱が垂れ下がった木の根元にしめ縄が巻かれ祀られていました。
細い道を抜けて山ノ神神社に向かいます。
山ノ神神社の境内には国の天然記念物に指定されているフジの木があります。またイタヤカエデとケヤキの大木が寄り添いながら立っており、そこにフジが絡みつくことで大きな棚を作っておりました。イタヤカエデも市指定の天然記念物とのことです。
続いて、剣丸尾溶岩流の末端部にて講師より解説。
高く立ちはだかった溶岩流により、かつては馬が通れず「馬止め」と言われる場所だったそうです。そこで1888年に暮地義信が弟や土工、発破士と共に道の改良工事を開始。崖の上には暮地義信碑(道路開通記念碑)があり、当時の工事内容が刻まれています。
その後、口論橋、道祖神、庚申神、廿三夜講の説明をいただき、集合場所に到着。
「地元に住んでいてもあまり来る機会がない場所だったのでよい勉強になった」「石塔が多くそれぞれの意味を教えていただき為になった」「昔の人は地域コミュニティーを大切に団結して暮らしていた様子が伺えた」「剣丸尾溶岩の末端部を知れたことと、暮地義信の生家も分かり有意義だった」など、参加者より感想をいただきました。
2㎞と短いコースではありましたが、知る人ぞ知る道を案内いただきながら、石碑に刻まれた内容についても詳細に教えていただいたりと講師の方々には大変にお世話になった回となりました。心より感謝を申し上げます。
分別したゴミは、可燃物30ℓ、不燃物10ℓとなりました。
富士山自然観察会を実施しました!
去る8月27日、昨年に引き続き2回目となる富士山自然観察会を実施しました。
講師に富士山生物多様性研究室代表の渡邊通人氏を迎え、講師が富士山麓の異なる環境で比較調査をしている植生と昆虫類について、解説をしていただきながら観察をする内容といたしました。
財団事務所にて開会後、借上げたマイクロバスに乗車し出発。
標高1,100mに位置する、財団が地権者と協同で進めている水資源保全のための整備森林に向かいます。
まずは整備をする前の森林についてお話をいただきます。
カラマツの人工林に手を加えないことで低木層や草本層が成長し、原生的自然に近い環境に遷移してきています。
今年の植生調査と2年前に実施した調査とを比較したところ、植物の種数には基本的に大きな変化はみられたかったそうです。
続いて、除伐、間伐、草刈といった整備をした後の森林について解説をいただきました。
整備を行うことで林床に光が入り、草木層の種類が63種類から106種類に増加しました。特に、整備後森林の草木層106種類の内、未整備森林には見られない種類が64種類もあったなど、いかに草木層が豊かになったかというお話を伺いました。水資源保全を目的に行っている森林整備が、生物多様性の増加にも貢献しているとのことです。
整備森林の観察を終え、続いての目的地である梨ヶ原草原に向かいます。
全国的に草原環境が激減する中、広大な面積を誇る梨ヶ原草原は、全国を代表する草原といっても過言ではありません。4月に火入れを行うことで草原環境が保たれています。
今回は立入が許される日を確認し、入会権利のない参加者には入山鑑札を取得した上で立入りました。
1ヵ所目に訪れた、見渡す限りの草原が広がる場所では絶滅危惧種のヒメシロチョウを観察することが出来ました。
少し歩いた場所は、火が入りにくい場所であることからアカマツなど高木も残っていたりと、植生や昆虫の種類も変わってくるというお話を伺いました。同じ草原でも少しの環境の違いによって、生息する生物が違ってくることを学びました。
草原内をバスで移動し訪れた2カ所目の場所は、カシワの木が多く残る場所となっています。カシワは火に強く、火入れをしても耐えられるそうです。
こちらのエリアは調査の結果、草原1ヵ所目の場所よりも草木層の種類が多い場所とのことでした。
閉会の前には質疑応答や参加者からの感想などを頂きました。
今回初めて梨ヶ原に入るかたが多く、梨ヶ原はすごい場所、驚くことが多かったなどのコメントや、自然に手を加えることについてプラスの面もあることを知った、それぞれの自然環境には意味があって無駄なものはない、など感想をいただき会を閉めました。
今後も身近にある富士山麓の自然環境を知ることで大切に思い、保全の気持ちが醸成されるよう、観察会を開催して参ります。
クリーンフットパスを実施しました!
去る8月19日、クリーンフットパス「新屋地区散策コース」を実施しました!
新屋所在の財団事務所を出発し、福地用水沿いを歩いて新屋山神社を目指します。
福地用水は1600年頃、桂川の水を農業や生活水に利用するために造られ、新屋地区を横断し北口本宮浅間神社の鳥居前を流れ、市街地に水が分配されています。
新屋山神社前に到着後、かつてこの地域を流れた雁ノ穴溶岩流について解説を伺いました。
雁ノ穴は近年の調査によって噴火口であったことが分かり、富士山ハザードマップの改定の要因になるなど脚光を浴びたことで有名です。
参拝後は、神社の南方面へ歩き、大通りに出て道なりに北口本宮冨士浅間神社に向かいます。
北口本宮冨士浅間神社の敷地内には、東海自然歩道の案内板が設置されています。東京都八王子と大阪府箕面市を繋ぐ約1700kmの道は富士北麓地域も横断しており、今回のフットパスも福地用水沿いの道が東海自然歩道と重なっています。
3㎞弱のコースを約2時間かけて散策。
事務所到着後にゴミを分別。ゴミはこれまでになく少なく、可燃ゴミ15ℓ、不燃物は缶1つでした。
閉会式でいただいた感想は以下のとおりです。
◇何十年ぶりに新屋山神社に来たが、当時と比べ境内も道も駐車場も様変わりしていて驚いた。
◇説明のあった雁ノ穴や小水力発電の場所に行ってみたい。
◇ゴミが少なくてとても感心した。
◇樹があるところとないところでは体感温度が違う。樹を切りすぎないように大切にしてもらいたい。
◇春から咲いている花、夏の花、秋の花やイガグリ、と様々に観察できた。
◇溶岩流のことなど、地元にいても知らないことがあるので、これからも知識を深めていきたい。
◇新屋山神社に初めていった、とてもよい場所だった。
残暑の厳しい日でしたが、大木で覆われた神社境内はとても涼しく、自然のありがたみを実感したフットパスでした。