粟井英朗環境財団|活動状況について

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活動状況について

第3回クリーンフットパスを実施しました!

梅雨入りをし、天候が心配されましたが、第3回クリーンフットパスを6月12日(水)無事に開催することができました!

今回は「忍野村湧水コース」と称し、忍野八海の8つの池の内、4つの池を巡りました。

また、桜並木と富士山を写せる写真スポットで有名な、新名庄川沿いの遊歩道を歩き、岐路につきました。

 

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参加者からは「とても癒された。今までのコースの中で一番良かった」

など、好評価をいただきました。

清らで透き通った湧水、それが流れ込む小川、美味しい空気、里山の風景。

今日は参加者の皆様と、忍野村の美しいコースを楽しむことができました。

 

次回は、7月17日(水)西湖いやしの森コースを予定しております!

第3回地域交流カフェを実施しました!

今月の地域交流カフェは、6月4日(火)14:00より実施しました!

今回は富士山徐福学会の皆様に「富士北麓の徐福伝説の継承」と題してお話いただきました!

 

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紀元前の中国、秦の始皇帝の時代、不老不死の妙薬を探すよう命を受けた徐福の伝説は日本各地に伝わっていますが、その3大伝説地に富士吉田市を含む富士北麓地域があげられます。

 

話を聞いた参加者からは

「地元明見湖に、全国から徐福のことを尋ねてくる人がいるが、説明できない。もっとよく知りたい」

「徐福伝説にまつわる薬草を食堂などで出したいがどうしたらよいか」

「地元に暮らしていて、徐福のことを初めて知った。散策ルートを知りたい」

「地域の宝物を広げる取り組みをして、若い人にも地域を誇りに思ってもらうようにしてほしい」

などの意見が出ました。

 

今日は参加者と一緒に2200年前の伝説に思いをはせ、歴史ロマンについて語らうことができました。

 

 

 

2018年度公募助成事業成果発表会を実施しました!

6月1日(土)、富士吉田市民会館3階小ホール、会議室、ギャラリーにて、2018年度公募助成事業成果発表会を実施しました!

当日は、成果発表会のほかに、2018年度顕彰事業表彰式、環境講演会も併せて実施しました。

 

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開会式の後は、2018年度顕彰事業受賞対象となった「西桂子育てを支援する会」「明見湖里山フェスティバル実行委員会」の2団体及び2018年度地域創生エッセイ対象一般の部優秀賞受賞の渡邊えりか氏の表彰式を行いました。

 

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表彰式の後は、2018年度助成団体を代表し、3団体に檀上発表を行っていただきました。

富士山自然誌研究会、西桂子育て支援をする会、明見湖里山フェスティバル実行委員会に発表をしていただきました。

 

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3団体の発表の後は、別会場にて41団体によるポスターセッションを約1時間程行っていただきました。

 

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ポスターセッションの後は、小ホールに戻り、環境講演会を実施しました。

講師に富士山科学研究所内山高専門員を迎え「富士山の地下水の流動と起源」をテーマにお話を伺いました。

 

 

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約3時間にわたり行われた成果発表会。

団体間の交流が図られ、今後の活動に生かされる実りある会であったことを祈念いたします。

田植体験会を実施しました!

毎年恒例となりました田植体験会を5月25日(土)、富士吉田市農村公園に隣接する水田にて実施しました!

地下水を作るためには、水田や畑など、雨を浸透させることのできる場所はとても大切です。

また、里山の美しい風景に欠かすことのできない水田を大切に守っていく気持ちを醸成したい、そんな思いで開催をしております。

 

当日は、雲一つない晴れ渡る空のもと、約50名の親子に参加していただきました。

 

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開会式を終え、さっそく水田へ。

 

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苗の取り扱いが簡単にでき、田植体験がスムーズに進むよう、生産者の方が特別にポット苗を用意してくださいました。

 

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皆で協力をし、あっという間に苗を植えきることができました。

 

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昼食の前に、財団スタッフより「水田の役割」についてお話をしました。

水が田んぼに張っていることにより、地下水を作ったり、気温を下げたり、生き物の住処になったりと、沢山の有益が役割が水田にはあります。

 

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お待ちかねの昼食は、昨年収穫をしたお米「ミルキークイーン」の玄米と、豚汁を皆で一緒に食べました。

普段玄米を食べることのない参加者も、「とてもモチモチして美味しい!」と大変に好評でした。

 

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今年度も、農業体験会や木工体験会など、地下水を育む田畑や森林を保全していくための活動を進めてまいります。

皆様のご参加、お待ちしております!

第2回クリーンフットパスを実施しました!

5月15日(水)、今年度第2回目になりますクリーンフットパスを実施しました!

第1回目は雨天の為中止になりましたので、実質的には2019年度初めての開催となりました。

「西桂町クマガイソウコース」と称し、桂川公園を集合・出発し、クマガイソウの群生地を目指しました。

 

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当日は爽やかな好天に恵まれ、桂川沿いに設置された歩道を、桂川を流れる豪快な流音を耳に進みました。

 

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途中、西桂町が委嘱している地域おこし協力隊寺田氏が運営する施設「スプリング・ギャラリー」に立ち寄りました。

現在内装工事中ですが、6月にはカフェ・軽食・バー・展示ギャラリーの機能を兼ね備えた施設としてオープンする予定とのことです。

 

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西桂町民グラウンドに向かう、高速道路下トンネルを抜け、山の斜面を10分程度登った先に、町が管理をするクマガイソウ群生地があります。5000株のクマガイソウが生息する景色は圧巻でした!

群生地は金網で囲われ施錠がされております。今シーズンは閉園となりますので、ご興味のある方は、是非来年足をお運びください。

 

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集合場所の桂川公園に戻り、東屋にて休憩をとりました。

 

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清掃活動、地域探求、健康増進を目的としております「クリーンフットパス」。

是非、ご参加してみたいという方は、お気軽にお声かけください。

第2回地域交流カフェを実施しました!

去る5月8日(水)、第2回地域交流カフェを財団事務所にて実施しました!

今回の発表者は山中湖村にて会員制の体験農業を行っているGOJAPANファーム(旧ファーム山中湖)の

長谷川弘義氏に、これまでの取組みとこれからの展望についてお話をいただきました。

 

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山中湖町に12年前に移住をして程なく、使わなくなったテニスコート5面分1500坪を畑にし、農作物を作るようになったそうです。

今年より名称を改変し、新しい取組みチャレンジをするそうです。

その一つが「協生農法」。無農薬、無施肥、不耕起で栽培を行います。

参加者とのフリートークでは、説明のあった農法についての可否について様々な意見が出るなど

終始活発な意見が取り交わされました。

 

第1回地域交流カフェを実施しました!

2019年度第1回目の地域交流カフェは地元でピアニストとして活躍されている望月恭子先生に「クラッシック音楽の演奏活動による地域活性化活動」について発表をいただきました。

 

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望月恭子先生は、地元富士吉田市の学校を卒業後、東京の音大に進学し、卒業後は、海外へ留学を6年間したそうです。地元に戻ってからは、ピアノ教室で生徒を教えながら、様々な音楽コンサート運営&演奏に関わり活躍をしております。

活動する中で最近特に力を入れているのは、地元の学生へのアウトリーチ、音楽について学ぶ場の提供です。ホールでのコンサートを行う時にはその前後、当日等、学生へのレッスンや、楽器に触れてもらうことなどを通じて、クラシック音楽に触れてもらう機会を作っています。

以前学生から体験教室の後に「心がホカホカする」と感想を聞いたときに、情操教育になっている、と心から実感したそうです。

地域で、もっと音楽を含めた文化芸術を広げていきたい、と力強く語っていただきました。

 

カフェの後半では、参加者より、地域にクラシック音楽を広めるためのアドバイスが様々に飛び交いました。

「イベントはいかに告知・周知することが重要」

「参加いただいた方に、満足して帰っていただける工夫、曲目解説や、ちょっとした飲食の提供などすると効果的」

「組織力を高めて、チケット販売は手分けをして行うとよい」

 

最後に、発表者の望月先生からは、参加者からの温かい応援の言葉に感謝、とコメントをいただきました。

自身が得意なこと、好きなことをもって、地域に貢献をしている望月恭子先生の益々の活躍を期待申し上げます。

 

 

地域創生人材養成講座を実施しました!

去る3月30日(土)13:30より、富士吉田市民会館3階研修室にて「地域創生人材養成講座」を実施しました!

今回は地元にて環境保全活動や地元産物を活用した事業を行っている方3名にパネラーとして登壇していただき、「自然と共に生きる魅力あるまちづくり」をテーマにパネルディスカッションを実施しました。

 

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パネラーは下記写真より

左:豊島雅也氏:レストラン「TOYOSHIMA」オーナー。地元素材にこだわり、ジビエ料理を中心に提供している。

中:水村春香氏:東京大学大学院 森林動物学研究室所属。東京から富士北麓のフィールドに通いつめ鳥類の調査研究を実施している。

右:舟津宏昭氏:富士山アウトドアミュージアム代表。野生動物の交通事故対策プロジェクトや子供を対象にした環境教育活動等、幅広く活動している。

 

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パネルディスカッションの前に、パネラー3名の方よりそれぞれ、活動について紹介をしていただきました。

【発表概要】

豊島氏

産まれは静岡だが、河口湖町のリゾートホテルのシェフとして勤務したことをきっかけとして、2017年夏に河口湖町内にてレストランをオープンさせた。狩猟免許を取得し、富士山麓のシカ肉を店で提供している。どうやったら臭みのない肉が提供できるか、試行錯誤とりくんでいる。沢山の人に、富士山麓のジビエの魅力を発信し、ここでしか食べれない料理を提供していきたい。富士山麓の食文化のレベルアップに貢献したい。

 

水村氏

小さい頃から鳥に興味を持ち、大学では鳥の調査研究を行っている。ご縁があり、富士山麓での調査を行うようになった。富士山麓は、軽井沢、奥日光と共に、日本3大探鳥地と言われている。また、日本初めての探鳥会は富士山麓の須走で行われた。日本で観察することの出来る鳥の種類の約3分の1、110~190種の鳥が富士山麓で観察できると言われている。世界的に農地や草原が減ってきている中で、富士山麓は貴重な草原が残っており、草原性の鳥が多いことが特徴。富士山は鳥のメッカだと思うが、地元からの発信が少ないように感じる。ぜひ、まず見ること、観察することから始めて欲しい。

 

舟津氏

北海道生まれ。都留文科大学に入学し、在学中に富士山に魅了されそのまま住み着いた。富士山はどこから見ても美しく、豊かな自然が広がっている。「富士山はまるっと博物館だよね」と、博物館の機能を意識しながら、子供たちにその素晴らしさを伝えていくべく活動している。また、野生動物が車にはねられる「ロードキル」をなくそうと、5年前から調査を開始した。多くの方に通報協力をいただき、これまでに710個体を調査した。被害が広がらないように、レンタカー会社との連携や、シカ忌避音発信機械の開発などに関わっている。とにかく富士山が大好きで、次の世代にも美しいままの富士山を残していきたいと思っている。

 

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3名の発表に続き、パネルディスカッションを行いました。

パネラーからは以下のような意見をいただきました。

「富士山の最大の魅力は、日本中に存在する自然が、富士山麓この1か所で、ほぼ網羅されるという生態系の豊かさ」

「世界中の研究者が、「ホットスポット」と呼ばれる日本列島の生態系を評価しているが、その中でも富士山麓の生態系は豊かで、世界中の人から羨ましがられている」

「よそから見ると自然豊かで羨ましいと思うが、地元の子供達は当たり前に思っているのでは?幼少期の原体験は大事なので、子供のころから富士山の自然に触れる体験をさせることが大切。地域に若い人が戻ってくるきっかけになるのでは」

「開発はどんどん進んで行くが、自然を見る目を養っておけば、行き過ぎた開発はなくなるのでは」

「シカもクマも虫も「環境と観光の両立」など考えていない。それを考えられるのは人間だけ。人間が考えていかなければいけない。生活をする上で大切なのは「節度」だと思う。人間が節度をもたなければ、行き過ぎた開発は止まらない」

「車を運転するとき、その道は人間だけが使っているのではなく、動物も鳥も使っているということを認識して欲しい」

 

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また、参加者からは

「ロードキルの実態を、市民が情報として得られるようにして欲しい」

「地元地域の沢山の人に、このような研修会を通じて富士山の魅力をしってもらうよう、周知に力を入れていただきたい」

「個々の活動が繋がり、点から面になるよう、広がりに期待をする」

など感想や意見をいただき、今回の養成講座を閉会といたしました。

 

粟井財団といたしましても、地元地域の方が「富士山の魅力」を心から実感し、自信をもって誇りに思えるような企画を、これからも様々な方と連携をして実施していきたいと思っております。

 

第3回木工体験教室を実施しました!

3月17日、今年度3回目となります木工体験教室を実施しました!

今回はマガジンラック作りにチャレンジをしました。

 

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事前に準備されたキットをネジ留めして完成させます。

沢山の箇所にネジを留めるため、手が疲れてしまいましたが、約1時間で各々完成をさせることが出来ました!

 

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皆で協力して作ったマガジンラック。

今日の思い出として、大切に使ってくださいね。

第5回地域交流カフェを実施しました!

今年度最後となります地域交流カフェを3月11日に実施しました!

今回は、河口湖町に移住し無農薬・無化学肥料の野菜作りに取り組んでいる川治美紀様より活動についてお話を伺いました。

 

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川治さんは東京にてデザイナーとして活躍しておりました。

様々な仕事を受注している中で、環境分野にも範囲が及び、有機農業に関わるようになったそうです。

お子様が誕生したことを契機に、富士河口湖の移住し、農地を借り、ご主人とともに野菜作り始めました。

イベントでの販売の他、近隣のスーパーにも販売しているそうです。

富士北麓地域の新規就農者との交流もあるそうですが、ほとんどが「無農薬・無化学肥料」栽培を目指している方とのこと。

しかし、一方で当該地域では、そもそも環境がよかったり、親類が野菜を作っていたりすることもあり、有機野菜への関心が薄く、商品を作っても買手が付きづらいことが課題とのことでした。

 

 

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今回の参加者は、農作物を作っている方も多く、様々な意見、アドバイスが飛び交いました。

「食」に関するテーマは参加者の関心が高いので、また今後も企画をしたいと思っております。

 

次回開催は、テーマがガラリと変わりまして「クラシック音楽の演奏による地域活性化活動」になります。

ご興味ある方、ぜひご参加お待ちしております!

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