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サツマイモ掘り取り体験会を実施しました!
第8回クリーンフットパスを実施しました!
10月18日(水)、今年度第8回目となるクリーンフットパスを富士吉田市大明見地域にて開催しました!
長雨の合間の貴重な晴れ間、大勢の皆様にお集まりいただきました。
今回ご案内いただくのは、地域の歴史にお詳しい桑原安男様、加賀美様、小室浅間神社の宮下宮司、杓子山観光協会の皆様です。
まずは、浅間神社についてを宮下宮司に説明いただきました。
小室浅間神社は江戸時代1686年に杓子山麓にあった古屋敷より現在の場所に移転されました。
境内には福地八幡神社や護国神社、菅原道真公を祀る社などが鎮座しています。
大明見に多い桑原家の家系をたどると、菅原道真公にさかのぼることから、古くより社や祀られております。
境内にある天然記念物コナラの大木を見学した後、浅間神社を出発。今回のフットパスタイトルにもなっている「36屋敷跡」を廻ります。
当該地域は1686年、当時郡内を統治していた秋元但馬守の指導のもと、碁盤の目のように36屋敷の地割をした後、古屋敷より村を移転しました。現在1000戸の戸数の内、100以上の土蔵が残っている街としてめずらしく、稲荷神社や阿弥陀堂などが多数みられる地域です。
加賀美家が管理している阿弥陀堂を、地域にお住まいの加賀美さんよりご説明していただきました。1年に1度同族で集まり、お祭りを執り行うそうです。
富士吉田市の名誉市民第一号桑原幹根氏の生家を通り、天然記念物ナシの大木や大きなお屋敷の宮下様のご自宅を見学させていただいたり、沢山の見どころを廻った後、慈光院に本堂に上がらせていただきました。
以前は小室浅間神社の境内に祀られていた大日如来を、当該寺院にてお祀りしています。
約1時間半のコースを廻り、集合場所の浅間神社に到着しました。
最後に、お茶を飲みながら、感想のシェアや今後のイベント告知など行いました。
参加者からは、大通りを車で通るだけでは分からない、大明見の街並みが大いに堪能できたという声や、稲荷神社が沢山祀られているのにお驚いた、大きな家が多くて驚いた、という声が聞こえました。
次回は同コースを10月25日(水)に再度行います。ご参加おまちしております!
稲刈体験会を開催しました!
第7回クリーンフットパスを実施しました!
9月27日(水)、今年度7回目のクリーンフットパスを実施しました!
今回のコースは「大臼・小臼コース」称し、忍野村内にある「さかな公園」の駐車場を出発点として、周辺を散策をしました。
駐車場に接続している遊歩道を歩き、小臼に到着。確かに噴火口らしくお椀型に凹んだ形状になっていますが、約1万年前の噴火跡ですので、現在は草や木に覆われてしまっています。縄文時代の土器が多数発見されたそうです。
小臼を出た後は東海自然歩道を富士吉田方面に向かって歩きます。20分ほど歩き、大臼に到着。こちらは小臼より一回り大きい噴火口跡で、同じく草や木に覆われて形状がはっきりと確認できませんでしたが、こちらで小休憩。
休憩後は、桂川沿いの遊歩道を歩いて集合場所の駐車場に戻りました。
桂川は流れが穏やかでしたが、水量は豊富にあり、綺麗で澄みきった水中で泳ぐ川魚を目当てに、平日にも関わらず10名程の釣り人がおりました。
絶滅危惧種の梅花藻も沢山観察することができました。
身近にある風景・地形を再発見でき、気候にも恵まれ爽やかな気持ちでフットパスを終えることができました。
次回10月のフットパスは富士吉田市大明見地区を散策いたします。
ご参加おまちしております!
第6回クリーンフットパスを実施しました!
8月29日(火)、今年度第6回目となるフットパスを実施しました!
残暑の厳しい、蒸し暑い気候でしたが、22名の参加をいただき、予定通り開催、出発いたしました。
今回のコースは、富士北麓公園駐車場をスタートし、剣丸尾溶岩上に立地する「環境省生物多様性センター」と、「山梨県富士山科学研究所」を訪問しました。
これらを施設を結ぶ素晴らしい自然散策路が整備されており、溶岩の上に植生する植物を目で観察し、肌で感じながら歩くことが出来ました。
まずは1カ所目、生物多様性センターを訪れました。
見学担当者の藤井研究員に、センターの役割、生物多様性とはなんぞや、というお話を伺いました。
こちらの施設は、国内唯一の生物多様性に関する調査研究機関で、全国で調査されたデータを一括でとりまとめているということです。普段は非公開ですが、国内で観察される動物の剥製が厳重に保管されているということです。
フットパス当日もエントランスホールに剥製が何点か展示されており、触れることができました。
散策路を歩いて、次の目的地、富士山科学研究所を訪れました。
こちらでは、2班に分かれ、それぞれ、研究所職員より敷地内の植生や自然環境について説明をしていただきました。
身近にありながらも、初めて来られる方もおられ、「また家族と来たい」「説明が聞けて勉強になった」という声が聞かれました。
富士北麓地域に誇れる施設と言って過言ではないでしょう。
機会があれば、また是非足をお運びください。
本日は大変にお疲れ様でした。
新名庄川生き物観察会を開催しました!
8月18日(金)、新名庄川生き物観察会を開催しました!
新名庄川は、桂川の源流となり、富士山の湧水を含む清流として、貴重な生き物が生息している川です。
今回も、昨年に引き続き、忍野村の小学生を中心に申し込みいただいました。
まずは、講師の中川雄三先生より、生き物を網で捕獲する際の注意点について指導を受けました。
生き物はそのまま素手で触ると、人の体温によって火傷するので、触る場合は、川の水で手の温度を低くして触ることなど
教えていただきました。
レクチャーの後は、早速、川の中へ。
すくった生き物を容器に集め、それぞれの名前や特徴ついて説明を受けました。
ホトケドジョウという種類のドジョウは、湧き水のある綺麗な水、そして、護岸工事のされていない自然のままの川でしか生きることが出来ない、全国的に数が減っている貴重な生き物です。
1時間ほどの観察会で、ドジョウ、ナマズ、オイカワ、スジエビ、ミズカマキリ、他、計25種類の生き物を観察することができました!
観察会の後は、川のゴミを拾いました。
ガラスや茶碗のかけらが目立ちました。川に裸足で入ると大変に危険だということが分かりました。
最後に、観察した生き物を、全て川に返して解散。
解散の前には、中川雄三先生より、再度、川で遊ぶ場合の注意点について話がありました。
川では、子供だけでは絶対に遊ばないこと!
ルールを守りながら、地域の素晴らしい自然に親しみ、守っていきたいものですね。
ジャガイモ掘り体験会を開催しました!
第5回クリーンフットパスを実施しました!
7月25日(火)、第5回クリーンフットパスを実施しました!
今回は、夏の暑い盛りでの実施となりますので、少しでも涼しい場所を、と
諏訪の森自然公園、通称「パインズパーク」を集合場所として、園内及び園外周辺を散策しました。
パインズパークは昭和61年に開園した、富士吉田市が管理する公園です。雪代の被害から町を守るために植えられた赤松が現在園内に2800本植えられています。古いものは樹齢300年以上となる、貴重な大木となっています。
園内には総長1キロほどの遊歩道が設けられており、朝夕ウォーキングをする人が絶えません。
公園に隣接して、上吉田の一部の水道の供給源なっている「泉瑞配水場」があります。
こちらは、約3キロ上にある泉瑞の湧水をパイプで引き、溜めており、日量190トンを配水しているということです。
園内には、この湧水を水源とする小川が流れ、池には魚が泳ぎ、癒しのポイントとなっています。
園内を周遊した後、園外ほどない場所にある大塚山に向かいました。
こちらは今から約2000年前、日本武尊が立ち寄り富士山を遥拝した場所と言われている場所です。
小高い丘の上に神社があり参拝することが出来ます。
大塚山のすぐ近くには吉田口登山道の入り口がありますので、帰路はそちらを通り、終着点パインズパークに到着。
今日は湿度が高く、風も少なかったため、標高900mに位置する場所でも、沢山の汗をかいたフットパスとなりました。
次回は8月29日(火)実施。「多様性センター・科学研究所コース」と称し、また森林内を歩くコースとなります。
是非お出かけください。
第4回クリーンフットパスを開催しました!
去る6月27日、今年第4回目となるクリーンフットパスを実施しました!
今回のコースは前回6月20日に実施した第3回と同様、「御師町コース」として地域を廻りました。
財団事務所を出発し、本町通りの1本東の通りを下りながら、西念寺、吉祥寺、根神社、地蔵禅寺に立ち寄りました。
御師町お休みどころで小休憩。火曜日は定休日で店内には入れませんが、トイレと駐車場は利用可能です。
ここで、御師町の歴史についてお話を伺いました。
小休憩後は、富士山元講に立ちより、本町通りを上がり、北口本宮浅間神社を廻り、財団事務所に戻りました。
ゴミは少なかったですが、比較的涼しく、適度な運動と学びを兼ねたイベントで、好評により終えることが出来ました。
次回フットパスは、7月25日、パインズパークコースを予定しております!
第3回クリーンフットパスを実施しました!
6月20日(火)、第3回目のフットパスを実施しました!
今回は「御師町コース」として、富士山登山の宿坊として栄えた御師町や北口本宮冨士浅間神社を訪れました。
財団事務所にて開会式を行った後、早速町に繰り出します。
金鳥居通りの1本東側の道を、下りながら、道沿いの神社仏閣の解説をしていただきました。
根神社は、雪代の害に悩んでいた地域が、それより西側の現在の場所に移住する際、それに先立ち元亀元年(西暦1571)、けやきの切株の上に大国主命を祀り社殿を建立したと言われています。
また、江戸時代後期から明治の初期にかけて最盛期には86軒もの宿坊で賑わった通りには、現在も、門柱がここかしこと残っており、御師宿坊の入口に屋号提灯が掲げられているのも多くみられました。
御師町を上がり、北口本宮冨士浅間神社に立ち寄りました。
長く続く参道の中央付近、階段を上って直ぐには、仁王門跡がありました。以前は月江寺が所有していた大きな山門があったということですが、明治期の廃仏毀釈によって取り払われてしまったそうです。それまでは、お寺の参道だったんですね。
神社を抜けて、定刻通り集合場所の財団事務所に戻ることが出来ました。
久しぶりの高温、強い日差しでしたが、富士山は美しく、無事にフットパスを終えることが出来ました。
次回6月27日、第4回目も、好評につき、同じ御師町コースを歩きます。
まだ、定員に余裕がありますので、興味のある方、ご参加お待ちしております!